結婚式は人生の大切な節目。だからこそ、きちんとした式にしなければ、ゲストに失礼があってはいけない。そう考えて、どんどん真面目で堅苦しい結婚式になっていく。そんな経験はありませんか?
もちろん、大切な儀式として真摯に向き合うことは素晴らしいことです。でも、真面目すぎて息が詰まるような結婚式では、新郎新婦もゲストも心から楽しめないかもしれません。
実は、結婚式に「遊び心」を取り入れることで、格式を保ちながらも、もっとリラックスした特別な一日を作ることができます。今回は、真面目すぎない、でも特別な結婚式の作り方をご紹介します。

“遊び”とは何か?軽薄さとは違う
まず、「遊び」という言葉について整理しましょう。ここで言う「遊び」とは、軽薄さや不真面目さのことではありません。
車のハンドルには「遊び」があります。少しの余裕があるからこそ、スムーズに曲がることができる。建築でも「遊び」は重要な概念です。ピタッと詰めすぎず、適度な余白を持たせることで、柔軟性が生まれます。
結婚式における「遊び」も同じです。ガチガチに固めすぎない柔軟性、余白、ユーモア。そういった要素が、会場全体を和やかにし、人の心をほぐします。
真面目に準備した上での遊び心。それは、決して格式を下げるものではなく、むしろ洗練された大人の余裕を感じさせるものなのです。
ウェルカムスペースに遊び心を
結婚式の第一印象を決めるウェルカムスペース。ここに少し遊び心を取り入れるだけで、ゲストの緊張がほぐれます。
例えば、新郎新婦の子どもの頃の写真を「成長アルバム」として展示する際、あえて面白い写真や失敗写真も混ぜてみる。「新郎、2歳。イヤイヤ期真っ只中」「新婦、小学生。前髪セルフカット失敗の図」といったキャプションをつければ、ゲストはクスッと笑いながら見てくれます。
完璧に整えられた写真だけでなく、少しユーモアのある展示にすることで、「この結婚式、楽しそうだな」という空気が生まれます。

挙式にも”ちょっとした遊び”を
挙式は結婚式の中でも最も厳かな場面。でも、だからこそ、ちょっとした遊び心が印象に残ります。
例えば、リングボーイ・リングガールを務める子どもが、途中で恥ずかしがって動けなくなってしまう。そんな予想外のハプニングも、微笑ましい「遊び」のひとつ。完璧に進行することだけが美しいわけではありません。
ペット同伴の挙式なら、リングドッグとして登場。もちろん、犬が途中で寄り道したり、違う方向に行ったりすることもあるでしょう。でも、その予測不可能な動きこそが、会場を笑顔で包みます。
真面目な部分と遊びの部分、そのバランスが絶妙であればあるほど、印象に残る挙式になります。

料理に遊び心|目でも楽しむ演出
料理は結婚式の大きな楽しみのひとつ。ここにも遊び心を取り入れることができます。
例えば、デザートビュッフェの中に「駄菓子コーナー」を設けたカップルがいました。高級なデザートと並んで、うまい棒やラムネ、綿菓子が並ぶ。大人になった今だからこそ、子どもの頃の懐かしいお菓子が新鮮で、ゲストは「こういうの、いいね!」と大喜びでした。
また、料理の名前に遊び心を入れるのも効果的です。「新郎が初めて新婦に作ったカレーライス(のちゃんとしたバージョン)」「ふたりが出会った街、渋谷をイメージしたスモーキーなグリル料理」といった具合に、ストーリーを添える。
料理を出すタイミングで、シェフが登場して簡単に説明する「ライブクッキング」も、エンターテイメント性があります。目の前で仕上げられる料理は、視覚的にも楽しめます。
真面目にこだわった料理だからこそ、少しの遊び心がアクセントになります。

音楽でメリハリをつける
音楽も、遊び心を取り入れやすい要素です。
クラシックや定番のウェディングソングばかりでなく、ふたりの好きな曲、思い出の曲、意外性のある曲を織り交ぜてみましょう。
ある新郎新婦は、入場曲にアニメのオープニングテーマを使いました。最初はゲストも「え?」という表情でしたが、曲が始まると「懐かしい!」「わかる!」と盛り上がり、一気に会場が和みました。
また、ケーキ入刀のBGMをあえてロック調にしたり、退場曲を明るくポップな曲にしたり。定番を外すことで、「この結婚式、何が起こるかわからなくて面白い」という期待感が生まれます。
もちろん、全ての曲を遊びにする必要はありません。厳かな場面では厳かに、楽しい場面では楽しく。メリハリをつけることで、それぞれの場面が引き立ちます。
演出に”予想外”を仕込む
結婚式の演出は、ある程度定番化しています。だからこそ、予想外の演出があると、ゲストの記憶に残ります。
例えば、ファーストバイトの代わりに「ファーストドリンク」。お互いに選んだドリンクを飲ませ合う。新郎がビールで、新婦がシャンパン。「これから一緒にたくさん乾杯しようね」というメッセージが込められています。
ブーケトスの代わりに「ブロッコリートス」をした新郎もいました。新婦がブーケを投げる間、新郎はブロッコリーを投げる。キャッチした男性ゲストは大笑いしながらも、嬉しそうに受け取っていました。
予想を裏切る演出は、ゲストに「楽しかった!」という印象を強く残します。
ドレスコードにも遊び心を
ゲストの服装にも、遊び心を持たせることができます。
「ドレスコード:お好きな色のネクタイやスカーフを」とリクエストしたカップルがいました。会場が色とりどりになり、写真映えも抜群。ゲストも「何色にしようかな」と選ぶ楽しみがあります。
テーマカラーを設定して、「どこかにこの色を取り入れてください」とお願いするのも素敵です。黄色がテーマなら、黄色のネクタイ、黄色のアクセサリー、黄色のハンカチなど。ゲストが参加する形でテーマを作り上げていく一体感が生まれます。
フォーマルすぎない「スマートカジュアル」というドレスコードも、遊び心のひとつ。窮屈なスーツから解放されたゲストは、リラックスして楽しめます。
タイムスケジュールにも余白を
遊び心のある結婚式には、時間の余白も必要です。
分刻みでびっしり詰まったスケジュールではなく、ゆとりを持ったプログラム。その余白の時間に、予想外の楽しいことが起こります。
ゲストが自然と歌い出したり、子どもたちが走り回って遊び始めたり、誰かが即興でスピーチを始めたり。計画にはなかったけれど、その場の流れで生まれる素敵な瞬間。
そういった「遊び」を受け入れる余裕があるからこそ、結婚式はもっと豊かになります。
写真撮影も自由に
プロのカメラマンによる美しい写真も大切ですが、ゲストが自由に撮る写真にも価値があります。
使い捨てカメラをテーブルに置いて、ゲストに自由に撮ってもらう。後で現像すると、プロでは撮らないような面白い角度や、意外な瞬間が写っています。
インスタントカメラで撮った写真を、その場でメッセージボードに貼ってもらうのも楽しい演出。一日の終わりには、ゲストからのメッセージと写真でいっぱいのボードが完成します。
完璧な写真だけでなく、少しブレていたり、変顔が写っていたり。そういう「遊び」のある写真が、実は一番見返す写真だったりします。

二次会、三次会で遊び心全開に
披露宴は少し格式を保ちつつ、二次会・三次会で遊び心を全開にするというメリハリも効果的です。
二次会ではカラオケ大会、ゲーム大会、ダンスタイム。自由に楽しめる空間にすることで、ゲストも思い切りはじけられます。
一日一組貸切だから、同じ会場で披露宴から二次会、三次会へとシームレスに移行できます。雰囲気を変えながらも、場所を移動するストレスがない。この快適さも、遊び心を楽しむための大切な要素です。
真面目と遊びのバランスが鍵
結婚式に遊び心を取り入れる上で大切なのは、バランスです。全てを遊びにしてしまうと、軽薄な印象になってしまいます。逆に、全てを真面目にすると、堅苦しくなってしまいます。
厳かな場面では真摯に、リラックスした場面では遊び心を。そのメリハリが、結婚式に深みを与えます。
Healing Forest Gardenのような自由度の高い会場なら、このバランスを自分たちでコントロールできます。「ここは真面目に」「ここは遊んで」と、場面ごとに雰囲気を変えられるのです。
遊び心は、ふたりらしさの表現
結婚式に遊び心を取り入れることは、「ふたりらしさ」を表現することでもあります。
型通りの結婚式では、誰の結婚式も似たようなものになってしまいます。でも、遊び心があることで、「あのふたりらしい結婚式だったね」と言ってもらえる。
真面目すぎない、でも特別な一日。そんな結婚式を、Healing Forest Gardenで叶えてみませんか?
