お色直しって必要?変身しない“らしさ重視”ウェディングの選択

こんにちは!一宮の結婚式場Healing Forest Gardenです🍃

「お色直しって本当に必要なのかな?」
結婚式を考えはじめた新郎新婦の中には、こんな風に感じる人もいるのではないでしょうか。

ドレスを着替えることで雰囲気がガラッと変わり、ゲストにとっても華やかな演出になるのが「お色直し」。ですが最近では、お色直しをしない選択をするカップルも少なくありません。

今回は、「お色直しをしない結婚式」の魅力と、その理由についてご紹介します。自分たちらしいウェディングを叶えたい方にとって、新しい気づきになるかもしれません。

「お色直ししない」選択をする人、実は増えてる?

以前は当たり前のように取り入れられていたお色直しですが、近年は価値観の多様化により「やらない」という選択肢をとるカップルが増えてきています。

その背景には以下のような理由があります。

  • 長時間ゲストと過ごしたい
  • 移動や着替えに時間がかかる
  • コストを抑えたい
  • 衣装チェンジによる演出にあまり魅力を感じない

つまり、見た目の変化よりも「誰と、どんな時間を過ごすか」を大切にするカップルが増えているのです。


ゲストとの時間を優先したいから

お色直しは、着替えのために15〜30分ほど新郎新婦が席を外す時間が必要です。その間、ゲストはふたりと直接会話をしたり、一緒に写真を撮ったりすることができません。

特に一日一組限定の貸切ウェディングや少人数婚の場合は、ゲストとの距離が近い分、全員とゆっくり時間を過ごしたいと思う人も多いはず。

「せっかく集まってくれたゲストとの時間を何より大切にしたいから、あえてお色直しをしない」
そんな選択も、“おもてなし重視”の結婚式にはぴったりです。


衣装1着でも「らしさ」は出せる

「お色直ししない=シンプルすぎる?」
そんな心配をする方もいるかもしれません。

ですが、1着の衣装でも十分に“ふたりらしさ”を表現することはできます。たとえば:

  • アクセサリーやヘアスタイルで雰囲気をチェンジ
  • ブーケやブートニアにこだわる
  • お色直しの代わりにヘアチェンジだけ行う「ヘアチェンジタイム」
  • 新郎がジャケットを脱ぐ・シャツチェンジをするなどプチチェンジ

こうした工夫を取り入れることで、衣装替えをしなくてもメリハリのある時間がつくれます。


費用の面でもメリットあり

結婚式の費用で大きなウェイトを占めるのが衣装代です。カラードレスや和装を追加すると、レンタルだけでも10万円〜30万円以上プラスになることも。

そのため、「衣装を1着にして、そのぶん料理や装花、写真にお金をかけたい」と考えるカップルも増えています。限られた予算の中で何を優先するかは、ふたりの価値観次第。

着替えないことで生まれる時間的・金銭的な余裕を、他の“ふたりらしさ”に投資するのも一つの手です。


お色直しをしない演出アイデアもたくさん

お色直しをしなくても、披露宴に変化を持たせる方法はいろいろあります。

1. 中座を別の目的で活用

お色直しのための中座ではなく、たとえばお手紙タイムやゲストとのフォトタイムに変更することも可能です。

2. サプライズ演出を用意

新郎から新婦へのサプライズムービーや、ゲストへのプレゼントタイムなど、印象的な時間をつくることで、お色直し以上の感動を与えることも。

3. 演出を時間で区切る

たとえば「前半はしっとり、お料理を楽しんでもらう時間」「後半はにぎやかな演出やゲームで盛り上げる時間」など、場面ごとに雰囲気を変えるとゲストも飽きません。


こんな人にはおすすめ!

お色直しをしない結婚式は、こんなカップルにおすすめです。

  • ゲストとの時間をたっぷり取りたい
  • 自然体で過ごしたい
  • 着替えが苦手、または興味がない
  • 衣装にあまりお金をかけたくない
  • 演出で魅せたい

また、テラスやガーデンなど自然を感じられる開放的な会場では、1着のドレスやスーツでも十分映えることが多く、「衣装チェンジがなくても満足だった」という声もよく聞かれます。


まとめ|選ばない勇気も、自分らしさ

「お色直しをしない」という選択は、何かを“諦める”のではなく、何かを“優先する”ということ。

結婚式に正解はありません。大切なのは、ふたりがどんな時間を過ごしたいか、どんな想いを伝えたいかです。

衣装を何着着るかよりも、「ゲストと一緒に過ごす時間が心地よかった」「ふたりらしい結婚式だったね」と言ってもらえることのほうが、きっとずっと記憶に残るはず。

お色直しはしないけれど、心に残る一日を。
それが今、多くのカップルに選ばれている“らしさ重視”のウェディングスタイルです。