こんにちは!一宮の結婚式場 Healing Forest Garden(ヒーリングフォレストガーデン)です✨
「高砂席って、なんだか遠い感じがして…」
最近、こんな声をよく聞くようになりました。確かに、一段高い場所から見下ろすような配置って、ちょっと違和感がありますよね。大切な人たちが集まってくれた日なのに、物理的にも心理的にも距離を感じてしまうのは、もったいない気がします。
そんな想いから選ばれているのが、高砂なしの「囲み席」スタイル。今日は、このスタイルがどんな時間を作ってくれるのか、実際に選んだカップルの声も交えながらお話しします。

みんなと同じ目線で過ごすということ
長方形のテーブルをつなげて、みんなでぐるりと囲む。たったそれだけのことなのに、空気がガラッと変わるんです。
高砂席だと横顔しか見えないことも多いけれど、囲み席なら、緊張した顔も、ほっとした顔も、幸せそうな笑顔も、全部共有できる。
お父様が新郎に向けて「よろしく頼むよ」と言った瞬間、その言葉がテーブル全体に響いて、みんなが同時に頷いた…そんな一体感は、同じ高さに座っているからこそ生まれるものです。
会話が自然に生まれ、つながっていく
囲み席の面白いところは、会話が勝手に育っていくこと。
例えば、新郎のお母様が「この子、小さい頃は本当に人見知りで…」と話し始めると、向かいに座った新婦の友人が「えー!今からは想像できない!」と驚いて、隣のおじいちゃんが「でも優しい子だったよ」とフォローして…気がつけば、みんなでひとつの話題を楽しんでいる。
司会者に頼らなくても、自然と話が展開していく。まるで、年末年始に親戚が集まった時のような、あの懐かしい感じ。でも、ウェディングドレスとタキシードがそこにあることで、特別な日の緊張感もちゃんと残っている。このバランスが絶妙なんです。
カメラを意識しない、本物の表情
プロのカメラマンさんも「囲み席は撮りがいがある」とよく言います。
なぜかというと、みんながリラックスしているから。カメラを向けられて作る笑顔じゃなくて、本当に楽しくて笑っている顔。友人の冗談に吹き出す瞬間、お母様と目が合ってほろりとする瞬間、子どもがデザートに目を輝かせる瞬間…
後日アルバムを見返すと「あ、この時こんな顔してたんだ」という発見がたくさん。それって、素の表情だからこそ。10年後に見ても「この日の空気感」がそのまま蘇ってくる写真になります。
ふたつの家族が、ひとつになる瞬間
結婚式って、ふたつの家族が出会う日でもありますよね。
囲み席だと、新郎側と新婦側が自然に混ざり合います。「初めまして」の緊張も、同じお皿を前にすると不思議と和らぐ。「このお魚、美味しいですね」「本当ですね、どこ産かしら」なんて、料理の話から始まって、気がつけば打ち解けている。
向かい合って座るだけで、相手の家族の雰囲気や温かさが伝わってくる。これから長いお付き合いが始まる両家にとって、とても大切な時間になります。
子どもも、年配の方も、みんなが主役
小さなお子さまがいる結婚式では、囲み席の良さが特に発揮されます。
子どもって、じっとしているのが苦手。でも囲み席なら、ちょっと飽きてきたなと思ったら、すぐに気づいてあげられる。お母さんが隣から「もう少しだよ」と声をかけたり、向かいのおじさんが面白い顔をして笑わせたり。
年配の方にとっても、無理のない距離感。遠くのステージを見上げる必要もないし、大きな声を出さなくても新郎新婦と話せる。「おめでとう」の一言が、ちゃんと届く距離にいられるって、実はとても大切なことなんです。
料理を囲む幸せ
美味しいものを一緒に食べる。これほどシンプルで、これほど幸せなことってないですよね。
囲み席では、料理が会話の中心になります。「この前菜、何が入ってるんだろう」「お肉、柔らかいね」「デザート、半分こする?」料理の感想を言い合いながら、自然と会話が弾んでいく。
シェフが腕によりをかけた一皿一皿が、ただの料理じゃなくて「みんなで味わう体験」になる。地元愛知の食材を使った料理なら「これ、一宮の野菜なんですって」なんて会話も。食事そのものが、結婚式の大切な思い出になります。

昼と夜で変わる、囲み席の表情
Healing Forest Gardenの囲み席は、時間帯によって違う魅力を見せてくれます。
昼間は、ガーデンの緑が美しい借景になって、自然光がテーブルを優しく照らします。春の新緑、夏の深い緑、秋の紅葉、冬の澄んだ光…季節ごとの表情が、そのまま結婚式の背景になる。
夕方になると、少しずつ表情が変わってきます。西日がテーブルを黄金色に染めて、だんだんと灯りがともり始める。プールの水面がきらきらと光って、まるで映画のワンシーンのよう。
夜は、キャンドルの灯りとガーデンライトが作る、親密な雰囲気。声のトーンも自然と落ち着いて、より深い話ができる時間に。「実はね…」という打ち明け話が出てくるのも、この時間帯です。
「らしさ」が自然に表れる
囲み席を選ぶカップルに共通しているのは「自分たちらしくいたい」という想い。
派手な演出をしなくても、ふたりの人柄は自然と伝わります。ゲストへの気遣い、笑い方、話し方、相手を見つめる眼差し…そういう細かな仕草や表情が、すべて近い距離で共有される。
あるカップルは、新郎が極度の人前嫌いで、スピーチなんてとんでもないという方でした。でも囲み席なら、座ったまま、普通の声のトーンで「今日は来てくれてありがとう」と言えばいい。それだけで十分伝わるし、むしろその自然体な姿に、ゲストは心を打たれていました。
感謝の言葉が、すぐそばで交わせる
「ありがとう」を伝えたい相手が、手を伸ばせば届く距離にいる。これって、実はすごく贅沢なことです。
高砂席からマイクで「皆様、本日はありがとうございます」と言うのと、目を見て「来てくれて本当に嬉しい」と言うのでは、伝わる温度が全然違います。
親御様への感謝の手紙も、隣で読めば、震える声も、涙も、全部リアルに伝わる。聞いている側も、すぐそばで受け止められる。感動が、ダイレクトに心に響いてきます。
少人数だからこその密度
10名から30名くらいの少人数婚では、囲み席の魅力が最大限に発揮されます。
全員の顔が見えて、全員の声が聞こえて、全員と言葉を交わせる。これって、人数が増えると難しくなることです。でも少人数なら、本当に実現できる。
「今日来てくれた人、全員と話せた」「みんなの表情を全部覚えてる」結婚式が終わった後、こんな風に言えるのは、囲み席ならではの幸せです。
Healing Forest Gardenだからできること
私たちの会場は、囲み席にぴったりの環境が整っています。
ガーデンに面した明るい会場は、自然光がたっぷり入って、緑を眺めながら食事ができます。天気が良ければテラスに出て、デザートタイムを楽しむことも。
持ち込みも基本的に自由なので、ふたりの「好き」をテーブルに散りばめることができます。思い出の写真、手作りの装飾、こだわりの花…自分たちらしさを、さりげなく演出できます。

同じテーブルを囲む、ただそれだけのこと
囲み席の魅力を長々と語ってきましたが、結局はシンプルなことなんです。
大切な人たちと、同じテーブルを囲んで、美味しいものを食べて、たくさん話して、たくさん笑う。特別な衣装を着て、特別な日として、でも自然体で過ごす。
高砂がなくても、ちゃんと主役。むしろ、みんなと同じ場所にいることで、より深く祝福を感じられる。それが囲み席スタイルです。
派手さはないかもしれません。でも、心に残る温かさがある。10年後、20年後に「あの日は本当に幸せだったね」と思い出す時、きっと浮かぶのは、みんなの笑顔と、交わした言葉と、同じテーブルを囲んだあの空気感。
もし「私たちも囲み席、いいかも」と思われたら、ぜひ一度会場を見にいらしてください。実際にテーブルを囲んでみると、この心地よさを肌で感じていただけるはずです。平日の夕方でも、週末でも、ご都合の良い時間にご案内します。
大切な人たちと過ごす、特別だけど自然体な一日。そんな結婚式を、私たちと一緒に作っていきませんか。