【秋の結婚式】深まる色彩と実りに包まれる、温もりのガーデンウェディング

こんにちは!一宮の結婚式場 Healing Forest Gardenです。

「秋の結婚式って、紅葉がないと寂しい?」 「台風シーズンだけど大丈夫?」 「暑いのか寒いのか、服装に困りそう…」

実は秋って、春以上に変化に富んだ季節なんです。9月の残暑から11月の初冬まで、まるで別の季節のよう。            今日は、秋のガーデンウェディングならではの魅力と、季節を最大限に楽しむコツをお伝えします。

秋が持つ「実り」という特別な意味

秋といえば「実りの秋」。これまでの努力が実を結ぶ季節です。

お互いを想い合い、愛を育んできたふたりが、結婚という実を結ぶ。これまでの人生で培ってきたものを持ち寄って、新しい家族を作る。秋の結婚式には、そんな深い意味が込められています。

また、秋は「成熟」の季節。春の初々しさとは違う、落ち着いた大人の魅力がある季節です。30代以降のカップルや、シックな雰囲気を好むカップルに特に人気があるのも納得です。

9月から11月、移りゆく秋の表情

9月は、まだ夏の名残を感じる季節。

日中は25〜30度になることもありますが、朝晩の風には確実に秋の気配が。この「季節の変わり目」の風情が、9月ならではの魅力です。コスモスが風に揺れる姿、すすきの穂が夕日に輝く様子…どこか切なくて美しい風景が広がります。

10月は、まさに秋本番。

気温も20度前後と最高に過ごしやすく、「天高く馬肥ゆる秋」の言葉通り、空が高く澄み渡ります。木々が少しずつ色づき始め、ガーデン全体が温かい色合いに包まれていきます。ダリア、マム(菊)、リンドウなど、深みのある色の花が美しい季節です。

11月になると、秋も深まります。

紅葉が美しくなり、落ち葉が地面を彩ります。気温は15度前後まで下がりますが、この「ちょっと肌寒い」くらいが、実は心地いい。ゲスト同士が自然と寄り添い、温かい雰囲気が生まれます。

秋の夕暮れウェディングの魅力

秋は、サンセットウェディングが特におすすめの季節です。

「秋の夕暮れは釣瓶落とし」と言われるように、日没が早い(10月で17時半頃、11月で17時頃)。でも、その分ドラマチックな光の変化を楽しめます。

午後3時スタートなら、明るい時間から始まって、クライマックスは夕焼けの中。オレンジ色に染まる空、夕日に照らされるガーデン…まるで映画のワンシーンのような美しさです。

Healing Forest Gardenのプールに映る夕焼けは、特に幻想的。水面がオレンジ色に輝き、まるで天然のライトアップのよう。この時間帯の写真は、一生の宝物になります。

秋ならではの演出アイデア

秋だからこそできる演出がたくさんあります。

「落ち葉のシャワー」は、秋限定の演出。色とりどりの落ち葉を集めて、フラワーシャワーの代わりに。カサカサという音も秋らしくて素敵です。造花の紅葉を使えば、色も鮮やかに。

「収穫祭」をテーマにするのも人気。かぼちゃ、りんご、ぶどう、栗…秋の実りを装飾に使います。ミニかぼちゃに名前を書いて席札にしたり、りんごを使ったウェルカムオブジェを作ったり。

「キャンドル」も秋の演出の定番。日が短くなる秋は、キャンドルの灯りが映える季節。各テーブルにキャンドルを置いて、温かい光で包まれた空間を作ります。LEDキャンドルなら安全性も確保できます。

「ハロウィン」要素を取り入れるのも楽しい(10月限定)。控えめにかぼちゃやオレンジ色を使ったり、デザートにハロウィンモチーフを加えたり。子どもゲストがいる場合は、プチ仮装コーナーを作っても盛り上がります。

秋の装花、深みのある色彩の魅力

秋の装花は、他の季節にはない深みのある色彩が魅力です。

ボルドー、バーガンディ、オレンジ、イエロー、ブラウン…こっくりとした色合いが、大人っぽい雰囲気を作ります。ダリア、マム、ケイトウ、リンドウなど、個性的な形の花も多く、印象的なブーケや装花が作れます。

実ものを使うのも秋ならでは。赤い実、オレンジの実、茶色の実…花だけでなく、実や枝ものを使うことで、より季節感のあるアレンジに。姫りんごや小さなかぼちゃを加えると、収穫の秋らしさが出ます。

グリーンも、春の明るい緑とは違う、深い緑や赤みがかった葉を使います。ユーカリ、アイビー、紅葉した葉…落ち着いた色合いのグリーンが、秋の装花を引き立てます。

秋の味覚で最高のおもてなし

「食欲の秋」の言葉通り、秋は食材の宝庫です。

きのこ類(松茸、しいたけ、舞茸、エリンギ)、根菜類(さつまいも、里芋、れんこん)、秋の魚(秋刀魚、秋鮭、戻り鰹)…旬の食材をふんだんに使った料理は、ゲストの記憶に残ります。

栗ごはん、きのこのスープ、秋鮭のムニエル、さつまいものグラタン…秋らしいメニューは、見た目にも温かみがあります。

デザートも秋づくし。モンブラン、かぼちゃのプリン、梨のコンポート、ぶどうのタルト、柿のムース…秋の果物を使ったデザートは、上品な甘さで大人にも好評です。

日本酒やワインも、秋は新酒の季節。「ひやおろし」や「ボジョレーヌーボー」(11月)など、この時期ならではのお酒でゲストをもてなすのも粋です。

台風対策と天候への備え

秋の結婚式で心配なのが台風。特に9月〜10月は要注意です。

でも、しっかり準備しておけば大丈夫。Healing Forest Gardenなら、ガレージもあるので、急な雨でも対応可能。室内とガーデンを柔軟に使い分けられます。

台風接近時の対応も事前に決めておくと安心。延期の判断基準、ゲストへの連絡方法、キャンセル規定の確認など。保険に入っておくのも一つの方法です。

また、秋は一日の寒暖差が大きい季節。日中は暖かくても、夕方以降は急に冷えることも。ブランケットやストールの用意、温かい飲み物の提供など、ゲストへの配慮を忘れずに。

Healing Forest Gardenの秋

私たちの会場の秋は、日々表情を変えています。

ガーデンの木々が少しずつ色づいていく様子、プールの水面に映る秋の空、落ち葉が作る自然のカーペット…どの瞬間も、それぞれの美しさがあります。

特に、夕暮れ時のガーデンは格別です。西日に照らされた木々、プールに映る夕焼け、少しずつ灯り始めるライト…この時間帯の美しさは、言葉では表現しきれません。

一日一組貸切だから、この秋の美しさをゆっくりと堪能できます。時間に追われることなく、秋の魅力を存分に楽しんでください。

秋は「実り」と「成熟」の季節。これまでの人生を振り返り、新しい家族として歩み始める。そんな大切な節目を、秋の自然と共に祝福します。

 ――Healing Forest Garden 中山