こんにちは!一宮の結婚式場 Healing Forest Gardenです。
「家族だけでささやかに」 「親族は呼ばず、本当に身内だけで」 「友人は別の機会に」
最近、家族だけの結婚式を選ぶカップルが増えています。でも、いざ計画しようとすると「6人だけで何するの?」「2時間も持つ?」「かえって気まずくない?」そんな不安も出てきますよね。
今日は、6〜10名の家族婚を、忘れられない特別な時間にするための具体的な進行と演出をご紹介します。

家族婚が持つ特別な意味
家族だけの結婚式には、大人数の結婚式にはない特別な意味があります。
それは「原点回帰」。
結婚は、二つの家族が一つになること。その最も基本的な単位である「家族」だけで祝うことで、結婚の本質的な意味を改めて感じることができます。
また、家族婚は「感謝を伝える時間」でもあります。友人や同僚がいると、どうしても「おもてなし」に気を使いますが、家族だけなら、素直に感謝の気持ちを伝えられます。
そして何より、「本音で話せる」こと。気を使わず、飾らず、ありのままの姿で過ごせる。それが家族婚の最大の魅力です。
家族婚の基本構成(6〜10名の場合)
【典型的な参加者】
- 新郎新婦(2名)
- 新郎の両親(2名)
- 新婦の両親(2名)
- 兄弟姉妹(0〜4名)
合計6〜10名という、本当に親密な人数です。
この人数だからこそ、「全員が主役」になれます。誰一人として「その他大勢」にならない。
全員の表情が見え、声が聞こえ、想いが伝わる。そんな特別な時間を過ごせます。
挙式スタイル、家族婚ならこう選ぶ
家族だけの挙式は、形式にとらわれない自由なスタイルが可能です。
【人前式がおすすめの理由】
家族全員が証人となる人前式は、家族婚に最適。堅苦しい儀式ではなく、「家族みんなで見守る」温かい雰囲気に。
誓いの言葉も、家族に向けたメッセージを入れられます。「お父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとう。これからは、二人で支え合って…」こんな言葉に、親御さんは涙を流すでしょう。
【ガーデンでの自由な挙式】
6〜10名なら、ガーデンのどこでも挙式ができます。木陰で、プールサイドで、お気に入りの場所で。まるで海外の家族だけのウェディングのよう。
【リビングセレモニー】
会場をリビングのようにセッティング。ソファに座った家族に見守られながら、アットホームな雰囲気で誓いを交わす。距離が近い分、感動も深くなります。
家族婚の進行例
少人数だからこそ、ゆったりとした進行が可能です。
【11:00】集合・ウェルカムドリンク まずはリラックスタイム。久しぶりに会う家族もいるかもしれません。
【11:30】挙式 家族に見守られながら、誓いの儀式。15分程度のシンプルなもので十分。
【11:50】記念撮影 全員で、いろんなパターンで撮影。6名なら、組み合わせも自由自在。
【12:00】会食スタート・乾杯 改めて、結婚の報告と感謝の言葉。お父さんの乾杯の挨拶も、身内だけなら緊張せずに。
【12:15】歓談・食事 ゆっくりと食事を楽しみながら、自然な会話を。仕事の話、子供の頃の話、これからの話…
【12:45】家族の時間(各家族から一言) それぞれの親から、エピソードや想いを。兄弟姉妹からも一言。
【13:00】プロフィール紹介 写真を見ながら、お互いの子供時代を紹介。「こんな子だったのね」という発見も。
【13:10】サプライズ演出(あれば) 手紙、ビデオメッセージ、プレゼントなど。
【13:20】締めの挨拶・記念品贈呈 両家族への感謝を込めて。
【13:30】歓談・自由時間 コーヒーを飲みながら、ゆっくりと。
この進行はあくまで一例。家族婚なら、もっと自由でOK。食事しながらずっと話していてもいいし、途中でガーデンを散歩してもいい。決まりはありません。
家族婚ならではの演出アイデア
少人数だからこそできる、心温まる演出をご紹介。
【子供の頃の品を持ち寄る】 へその緒、母子手帳、初めて書いた手紙、お気に入りだったおもちゃ…思い出の品を見ながら、エピソードトーク。
【手紙交換】 事前に、全員が全員に手紙を書いておく。普段言えない想いを、手紙で伝える。6名なら、一人5通書いても30通。読み上げる時間も十分あります。
【タイムカプセル】 10年後に開ける約束で、全員がメッセージを書いて封印。「10年後もみんなで集まろうね」という約束も込めて。
会場セッティングの工夫
6〜10名の空間作りは、とても重要です。
【テーブルセッティング】
- 長テーブル1本が基本。全員が向き合える
- 円卓なら、小さめのものを選んで親密感を
- 高砂は作らず、全員同じ目線で
【装飾のポイント】
- 派手にする必要はないが、メリハリは大切
- 家族の写真を飾って、アットホームな雰囲気に
料理とドリンクの特別感
家族だけなら、料理も特別なものに。
【完全オーダーメイド】
「お父さんは魚料理が好き」「お母さんは薄味で」「兄は肉をたっぷり」...全員の好みに合わせた特別メニュー。
【家族の思い出メニュー】
「家族旅行で食べた思い出の料理」「お母さんの得意料理をアレンジ」「実家の近くの名物」…ストーリーのある料理。
【シェフの説明付き】
各料理について、シェフから直接説明。「このソースには…」「この野菜は…」料理教室のような楽しさ。
【お酒も特別に】
「お父さんが好きな日本酒」「記念日に飲んだワイン」「地元の地酒」…思い出や好みに合わせたセレクト。

家族婚での配慮ポイント
少人数だからこその配慮も必要です。
【会話が途切れた時の対策】
- BGMは少し大きめに
- 話題カードを用意しておく
- アルバムなど、会話のきっかけになるものを置く
【感情的になりすぎない工夫】
- 家族だけだと感極まりやすい
- 明るい演出も織り交ぜる
- 泣いてもいい雰囲気作り
両家の距離を縮める工夫
家族婚は、両家が親密になる絶好の機会です。
【事前の顔合わせ】 可能なら、事前に両家で食事会を。当日の緊張が和らぎます。
【共通の話題作り】 趣味、仕事、出身地…共通点を見つけて、会話のきっかけに。
【共同作業】 ケーキカット、乾杯、記念品作り…一緒に何かをすることで、自然と距離が縮まります。
【席次の工夫】 両家が混ざるように配席。お父さん同士、お母さん同士が話しやすい位置に。
家族婚の費用感
6〜10名の家族婚の費用は、一般的に50〜100万円程度。
内訳の目安:
- 会場費:10〜20万円
- 料理・飲物:20〜40万円(一人2〜4万円)
- 衣装:10〜30万円
- 写真:10〜20万円
- 装花:5〜10万円
- その他:5〜10万円
少人数だから、一人あたりの単価を上げられます。料理を豪華にしたり、記念品を充実させたり、質の高いおもてなしが可能です。
Healing Forest Gardenの家族婚
私たちHealing Forest Gardenは、家族婚に最適な環境を提供します。
一日一組貸切だから、他の目を気にせず、家族だけの時間を過ごせます。泣いても、笑っても、大きな声で話しても大丈夫。
ガーデンやプールサイドは、まるで別荘のよう。「自宅に招いたような」リラックスした雰囲気で過ごせます。
会場の使い方も自由。食事の後、ガーデンでコーヒータイム。プールサイドで記念撮影。ガレージで歓談…複数の空間を、家族のリビングのように使えます。
スタッフも、家族の一員のような距離感でサポート。堅苦しいサービスではなく、温かいおもてなしを心がけています。

まとめ|家族だけだから、本当の絆が深まる
家族だけの結婚式は、シンプルだけど、深い。
派手な演出はないけれど、心に残る言葉がある。大勢のゲストはいないけれど、大切な人たちがいる。豪華な装飾はないけれど、温かい雰囲気がある。
この日の記憶は、家族全員の宝物になります。「あの日、みんなで過ごした時間」が、これからの家族の絆を支える土台になります。
家族だけの結婚式。それは、結婚の原点に立ち返る、特別な時間です。
――Healing Forest Garden 中山