こんにちは!一宮の結婚式場Healing Forest Gardenです!
「もう一度、あなたと結婚したい」
そんな想いを形にできるセレモニーが、今注目を集めています。バウリニューアル(Vow Renewal)は、夫婦が改めて愛を誓い合う儀式。結婚式とは違う、深い絆を確認する特別な時間として、多くのカップルに選ばれています。
バウリニューアルとは?意味と由来を解説
バウリニューアル(Vow Renewal)は、直訳すると「誓いの更新」を意味します。既に結婚している夫婦が、改めてお互いへの愛と誓いを確認し合うセレモニーで、欧米では古くから行われてきました。結婚5年、10年、25年、50年といった節目に実施することが一般的で、家族や友人に囲まれながら、これまでの感謝とこれからの決意を共有する大切な機会となっています。
日本では「誓いの更新式」「リニューアルウェディング」とも呼ばれ、近年急速に広まっています。特に2020年以降、コロナ禍で結婚式を諦めたカップルや、家族の大切さを再認識した夫婦からの注目が高まりました。また、熟年離婚が社会問題となる中で、夫婦の絆を見つめ直す機会としても意味を持つようになってきています。
バウリニューアルと結婚式の最大の違いは、法的な手続きが一切不要なことです。すでに夫婦として歩んでいる二人が、純粋に「気持ち」を確認し合うセレモニーとして行えます。だからこそ、形式にとらわれない自由な演出が可能で、子どもも一緒に参加できる家族のイベントとして楽しめるのです。何度でも行えるのも魅力の一つで、節目ごとに愛を確認し合うことができます。
結婚式が「これから始まる物語のプロローグ」だとすれば、バウリニューアルは「続いている物語の大切な一章」。すでに共有している思い出があり、乗り越えてきた困難があり、築いてきた家族がある。そんな実績と経験を持つ二人だからこそ、交わす誓いには重みがあります。

バウリニューアルを行うタイミング:いつがベスト?
バウリニューアルに「正解のタイミング」はありません。夫婦それぞれの想いが重なった時が、最適なタイミングといえるでしょう。ただ、多くのカップルが選ぶ人気の時期というものは存在します。
結婚記念日の節目は、やはり人気があります。結婚5周年の木婚式は、最初の大きな節目として選ばれることが多いです。新婚の熱が落ち着き、本当の意味で夫婦として歩み始めた実感が湧く時期。日常生活のリズムができ、お互いの良いところも悪いところも受け入れられるようになった頃に、改めて愛を確認する意味は大きいでしょう。
10周年の錫婚式では、夫婦として一つの区切りを迎えます。この10年間で、様々な出来事があったはずです。喜びも悲しみも分かち合い、時には衝突しながらも、それでも一緒にいることを選んできた10年。その重みを感じながら、次の10年への期待を込めて誓いを新たにする。そんな節目としてバウリニューアルを選ぶカップルが多いのです。
25周年の銀婚式、50周年の金婚式といった大きな節目も、バウリニューアルの人気のタイミングです。長い年月を共に過ごしてきたからこそ分かる、パートナーの存在の大きさ。若い頃には想像もできなかった深い愛情の形。それを言葉にして伝え合うことで、これからの人生もまた豊かになっていくのです。
一方で、節目の年にこだわらず、人生の転機にバウリニューアルを選ぶ方も増えています。大きな病気を乗り越えた時、子どもが独立した時、定年退職を迎えた時、新しい土地に引っ越した時。人生の新しいステージに立つ時に、パートナーと共に歩む決意を新たにすることは、とても意味のあることです。
また、「結婚式を挙げていない」というカップルが、後からバウリニューアルという形でセレモニーを行うケースも増えています。当時は経済的な理由や、家族の事情、あるいは「形式にこだわらない」という考えから結婚式を行わなかったけれど、年月を経て「やはりけじめをつけたい」「子どもに両親の愛の形を見せたい」という想いから、バウリニューアルを選ぶのです。
感動的な誓いの言葉:年月を重ねたからこそ言える想い
バウリニューアルの誓いの言葉は、結婚式の時とは全く違う深みがあります。共に過ごした年月があるからこそ言える言葉、乗り越えてきた困難があるからこそ伝えられる感謝。それは、美しい理想を語るのではなく、現実を共に生きてきた二人だからこそ紡げる、本物の愛の言葉です。
結婚式での誓いの言葉が「約束」だとすれば、バウリニューアルでの誓いの言葉は「確認と感謝」です。「あなたを幸せにします」という約束から、「あなたといて幸せです」という実感へ。「支え合っていきます」という決意から、「支えてくれてありがとう」という感謝へ。時制が未来形から現在完了形、そして現在進行形へと変わることで、言葉の重みが増していきます。
誓いの言葉を考える時、まず振り返りたいのは「日常の中の小さな幸せ」です。毎朝のコーヒーの香り、何気ない会話、一緒に見るテレビ番組、散歩する公園の風景。そんな当たり前の日常が、実はかけがえのない幸せであることに、改めて気づくはずです。
次に思い出したいのは「困難を乗り越えた経験」です。経済的に苦しかった時期、家族の病気、仕事での挫折、子育ての悩み。そんな困難な時期を二人で乗り越えてきたことは、夫婦の絆を強くする貴重な経験です。その時は辛かったけれど、今となっては大切な思い出。そんな経験への感謝を言葉にすることで、誓いの言葉に深みが生まれます。
そして「相手の成長と変化への敬意」も大切な要素です。結婚当初とは違う今の姿。親として成長した姿、仕事で頑張る姿、趣味に打ち込む姿。そんな変化と成長を認め合い、尊重し合うことが、これからの夫婦生活をより豊かにしていきます。
誓いの言葉に正解はありません。詩的である必要も、完璧である必要もない。ただ、心からの想いを、自分の言葉で伝えることが大切です。時には言葉に詰まり、涙で声が震えることもあるでしょう。でも、それこそが本物の感動を生むのです。
子どもと一緒に作る家族のセレモニー
バウリニューアルの素晴らしい点は、子どもも一緒に参加できることです。結婚式では存在しなかった子どもたちが、両親の愛の証人となり、家族の絆を確認する機会になります。
子どもにとって、両親が愛し合っている姿を見ることは、何よりの安心感につながります。普段は仕事や家事に追われ、子ども中心の生活になりがちな中で、「パパとママは恋人同士でもある」ということを実感できる貴重な機会です。両親が手を取り合い、愛の言葉を交わす姿は、子どもの心に深く刻まれ、将来の結婚観にも良い影響を与えるでしょう。
子どもの参加方法は年齢によって様々です。小さな子どもなら、リングベアラーやフラワーガール、フラワーボーイとして参加できます。花びらをまいたり、指輪を運んだりする役割は、子どもにとって特別な体験になります。もう少し大きな子どもなら、両親への手紙を読んだり、歌を歌ったり、楽器を演奏したりすることもできます。

家族全員で行う演出も、バウリニューアルならではの魅力です。サンドセレモニーでは、それぞれが違う色の砂を一つの容器に注ぎ込みます。混ざり合った砂は二度と分けることができず、家族が一つになることの象徴となります。キャンドルセレモニーでは、それぞれが持つキャンドルの火を一つの大きなキャンドルに灯し、家族の温かさを表現します。
植樹セレモニーも人気があります。家族で一本の木を植え、これから共に成長していくことを誓います。毎年その木の成長を見守ることで、家族の歴史を実感できるでしょう。タイムカプセルを作るのも素敵なアイデアです。それぞれが未来への手紙を書き、5年後、10年後に開けることを約束する。未来の自分たちへのメッセージは、家族の楽しみな約束になります。
子どもがいることで、セレモニーは予定通りにいかないこともあるでしょう。泣き出したり、走り回ったり、予想外の発言をしたり。でも、それも含めて家族の姿です。完璧を求めるのではなく、ありのままの家族の姿を大切にすることが、本当の意味での家族のセレモニーになるのです。
ガーデンウェディング会場で叶えるバウリニューアルの魅力
Healing Forest Gardenは、バウリニューアルに最適な環境です。自然に囲まれた開放的な空間で、緑豊かなガーデンが、セレモニーに特別な雰囲気を与えてくれます。

ガーデンで行うセレモニーには、特別な意味があります。植物は生命力の象徴であり、成長と再生の場所です。草木が季節とともに変化するように、夫婦も年月とともに変化し成長してきました。新芽が出て、花が咲き、実を結び、そして新たな季節を迎える。そんな自然のサイクルは、夫婦の歩みと重なります。
四季折々の表情を見せるガーデンは、どの季節に訪れても特別な演出をしてくれます。春の新緑は、新たな始まりと希望を感じさせます。夏の青々とした緑と陽光は、生命力と情熱を表現します。秋の色づく葉は、実りと成熟の美しさを見せてくれます。冬の静かなガーデンは、純粋で揺るぎない愛を際立たせます。
自然の音も、セレモニーを特別なものにしてくれます。風が葉を揺らす音、鳥のさえずり、水の音。そんな自然の音響効果は、どんなBGMよりも心に響きます。誓いの言葉を交わす瞬間、偶然風が吹いて木々がそよぐ。まるで自然全体が祝福しているような、神秘的な瞬間が生まれることもあります。
光の演出も、ガーデンならではの魅力です。木漏れ日が作る自然のスポットライト、夕暮れ時の黄金色の光、朝露がキラキラと輝く早朝の光。人工的な照明では作り出せない、自然だけが作れる光の芸術が、セレモニーを幻想的に演出してくれます。
一日一組限定の貸切だからこそ、時間に追われることなく、ゆったりとした時間を過ごせます。セレモニーの前後にガーデンを散策したり、テラスでゆっくりとお茶を飲みながら語り合ったり、思い思いの時間を過ごすことができます。他の誰にも邪魔されない、家族だけの特別な空間と時間。それは、都会のホテルや式場では決して味わえない贅沢です。
雨の日には、ガレージでの挙式も可能です。雨音を聞きながらのセレモニーは、しっとりとした情緒があります。雨上がりのガーデンの香り、葉っぱについた雫、虹が出ることもあるでしょう。「雨降って地固まる」という言葉通り、雨もまた祝福の一つと考えることができます。
バウリニューアルがもたらす夫婦への効果
バウリニューアルは、単なるセレモニー以上の意味を持ちます。それは夫婦関係に様々な良い効果をもたらす、心理的な転換点となることが多いのです。
まず、準備期間そのものが、夫婦のコミュニケーションを深める機会になります。どんなセレモニーにしたいか、誰を招待するか、どんな誓いの言葉にするか。そんな話し合いの中で、普段は話さないような深い想いを共有することができます。忙しい日常の中で、二人でゆっくり話す時間が減っていたカップルにとって、バウリニューアルの準備は貴重な対話の時間になるのです。
誓いの言葉を考える過程も、自己省察の機会になります。これまでの結婚生活を振り返り、相手への感謝を言語化することで、当たり前になっていた幸せに改めて気づくことができます。また、これからの人生をどう過ごしたいか、どんな夫婦でありたいかを考えることで、未来へのビジョンが明確になります。
セレモニー当日は、非日常的な体験として記憶に深く刻まれます。普段は照れくさくて言えない愛の言葉を、大切な人たちの前で堂々と伝える。その体験は、夫婦の自信と誇りにつながります。「私たちは素敵な夫婦だ」という実感は、これからの結婚生活の支えになるでしょう。
周囲からの祝福も、大きな力になります。家族や友人から「素敵な夫婦」「理想のカップル」と言われることで、その期待に応えようという気持ちが生まれます。社会心理学では「ラベリング効果」と呼ばれる現象ですが、周囲から肯定的な評価を受けることで、実際にその通りの行動を取るようになるのです。
バウリニューアル後の変化として、多くの夫婦が報告するのは「日常への感謝が増えた」ということです。セレモニーを通じて、相手の存在の大切さを再認識し、日々の小さな幸せに目を向けるようになる。朝の「おはよう」、夜の「おやすみ」、そんな何気ない挨拶にも愛情を込めるようになる。それは、結婚生活の質を大きく向上させる変化です。
まとめ:今だから伝えられる、本物の愛の形
バウリニューアルは、夫婦の愛を再確認し、新たな一歩を踏み出すための大切な儀式です。それは、過去への感謝、現在の幸せ、未来への希望を一つにする、特別な時間です。
結婚式が「スタートライン」だとすれば、バウリニューアルは「中継地点」。ここまで一緒に走ってこられたことへの感謝と、これからも一緒にゴールを目指すという決意を新たにする場所です。
形式や規模にこだわる必要はありません。大切なのは、二人の想いを形にすること。そして、その想いを大切な人たちと共有すること。豪華である必要も、完璧である必要もない。ただ、心からの「ありがとう」と「これからもよろしく」を伝え合うことができれば、それが最高のバウリニューアルになります。
Healing Forest Gardenの自然豊かな空間は、そんな特別な想いを優しく包み込む場所です。緑に囲まれながら、夫婦の、そして家族の新たな物語を始めてみませんか。ガーデンの木々が見守る中で交わす誓いは、きっとこれからの人生の大切な道しるべになるはずです。
「もう一度、あなたと結婚したい」
その想いがある限り、いつでも、何度でも、愛は更新できるのです。
___Healing Forest Garden 中山