こんにちは！一宮の結婚式場Healing Forest Gardenです！
結婚式を控えて、なぜか気分が沈んでしまう。幸せなはずなのに涙が出る。そんな経験をしている花嫁さんは、あなただけではありません。マリッジブルーは、多くの人が経験する自然な心理状態です。
実際、結婚を控えた女性の約6〜7割がマリッジブルーを経験するといわれています。最近では男性の「マリッジブルー」も認識されるようになり、性別を問わず起こりうる現象として理解されています。
大切なのは、マリッジブルーを「異常」や「問題」として捉えるのではなく、人生の大きな転換期に起こる自然な反応として受け入れることです。Healing Forest Gardenでも、多くのカップルがこの時期を乗り越えて、素晴らしい結婚式を迎えています。この記事では、マリッジブルーの原因を理解し、上手に対処する方法をご紹介します。
マリッジブルーとは？その症状と特徴
心と体に現れる様々なサイン
マリッジブルーは、結婚を控えた時期に起こる一時的な情緒不安定な状態を指します。「ブルー」という言葉通り、憂鬱な気分が主な症状ですが、人によって現れ方は様々です。
精神的な症状としては、理由もなく涙が出る、イライラする、不安感が募る、集中力が低下する、決断ができなくなる、といったものがあります。「本当にこの人でいいのか」という疑問が頭をよぎったり、結婚式の準備が手につかなくなったりすることもあります。
身体的な症状も見逃せません。不眠や過眠、食欲不振や過食、頭痛、胃痛、肌荒れなど、ストレスが体に現れることがあります。特に結婚式前は準備で忙しく、疲労も重なるため、体調不良として表面化しやすくなります。
行動面では、パートナーや家族に八つ当たりしてしまう、結婚式の準備を避ける、友人との約束をキャンセルする、一人になりたがる、逆に一人でいることが不安になる、といった変化が見られることがあります。
これらの症状は、結婚式の3〜6ヶ月前から始まることが多く、結婚式が近づくにつれて強くなる傾向があります。しかし、多くの場合、結婚式を終えると自然に解消されていきます。
マリッジブルーが起こりやすい時期
マリッジブルーは、特定の時期に起こりやすいという特徴があります。最も多いのは、結婚式の準備が本格化する3〜4ヶ月前です。この時期は、具体的な準備が始まり、現実味が増してくる時期でもあります。
招待状を送る時期も要注意です。ゲストリストを作成し、人間関係を整理する過程で、様々な感情が湧き上がってきます。「この人を呼ぶべきか」「あの人との関係はどうなるのか」といった悩みが、不安を増幅させることがあります。
結婚式の1ヶ月前は、準備の追い込みと緊張感が高まる時期です。「もう後戻りできない」という気持ちと、「本当にこれでいいのか」という迷いが交錯し、精神的に不安定になりやすくなります。
また、両家の顔合わせや結納の前後、新居への引っ越し時期、職場への報告時期なども、マリッジブルーが起こりやすいタイミングです。これらは全て、人生の変化を実感する瞬間だからです。
マリッジブルーの5つの主な原因
1. 環境変化への不安
結婚は人生最大の環境変化の一つです。苗字が変わる、住む場所が変わる、家族構成が変わる、生活リズムが変わる。これらの変化は、たとえ望んでいたものであっても、心理的な負担となります。
特に女性の場合、苗字が変わることへの複雑な感情は無視できません。アイデンティティの一部が変わることへの戸惑い、実家の家族から離れる寂しさ、新しい家族の一員になることへのプレッシャー。これらが複雑に絡み合い、不安感を生み出します。
仕事を続ける場合は、仕事と家庭の両立への不安もあります。転職や退職を考えている場合は、キャリアの変化への不安も加わります。経済的な自立を失うことへの恐れを感じる人も少なくありません。
2. 責任の重さへのプレッシャー
「結婚」という言葉の重みを、準備を進める中で実感することがあります。法的にも社会的にも「夫婦」となることの責任感が、時に重荷となって感じられることがあります。
「良い妻にならなければ」「良い夫にならなければ」という期待や、自分自身が課すプレッシャーも大きな要因です。完璧を求めるあまり、自分を追い込んでしまうことがあります。
また、パートナーの家族との関係構築への不安も無視できません。義理の両親との付き合い方、親戚付き合い、将来的な介護の問題など、考えれば考えるほど不安が募ることがあります。
3. 結婚式準備のストレス
結婚式の準備は、想像以上に大変な作業です。会場選び、ドレス選び、招待客のリストアップ、料理の選定、演出の決定など、決めることが山積みです。しかも、それぞれに期限があり、予算の制約もあります。
パートナーとの意見の相違も、ストレスの大きな要因となります。結婚式のイメージ、予算の使い方、ゲストの選定など、価値観の違いが表面化することがあります。準備を通じて、初めてパートナーの違う一面を見ることもあるでしょう。
両家の意向調整も難しい問題です。伝統を重んじる家、カジュアルを好む家、それぞれの希望を調整することは、精神的に疲弊する作業です。
4. 将来への漠然とした不安
「この人と一生を共にする」という現実が、急に重く感じられることがあります。恋愛と結婚は違うという言葉を耳にして、不安になることもあるでしょう。
子どもを持つことへの不安、経済的な不安、老後の不安など、将来のことを考え始めると、不安は尽きません。特に、周囲の離婚話を聞いたり、不幸な結婚生活の話を耳にしたりすると、「自分は大丈夫だろうか」という不安が募ります。
パートナーとの価値観の違いが、将来大きな問題にならないかという心配もあります。金銭感覚、子育て観、仕事観、親との関係など、今は些細な違いでも、将来問題になるのではないかと考えてしまうのです。
5. 自分自身のアイデンティティの揺らぎ
結婚を機に、「自分らしさ」を失うのではないかという恐れを感じる人も多くいます。独身時代の自由、友人関係、趣味の時間、これらが失われるのではないかという不安です。
「妻」「夫」という役割に、自分が飲み込まれてしまうような感覚を覚えることもあります。社会的な期待、周囲からの視線、それらに応えようとするあまり、本来の自分を見失いそうになることがあります。
マリッジブルーを乗り越える6つの対処法
1. 感情を否定せず受け入れる
マリッジブルーを感じたとき、最も大切なのは、その感情を否定しないことです。「幸せなはずなのに」「贅沢な悩み」と自分を責めることは、かえって症状を悪化させます。
不安や迷いは、大きな変化を前にした正常な反応です。むしろ、何も感じないほうが不自然かもしれません。「今、私は不安を感じている」と、まず認めることから始めましょう。
感情を日記に書き出すことも効果的です。思いつくままに書くことで、自分の感情を客観的に見ることができます。何に不安を感じているのか、何が怖いのか、具体的に把握することで、対処法も見えてきます。
2. パートナーと正直に話し合う
マリッジブルーを一人で抱え込まないことが重要です。パートナーに正直に気持ちを伝えることで、理解とサポートを得ることができます。
「あなたのことを疑っているわけではない」ということを前提に、今の気持ちを素直に伝えましょう。多くの場合、パートナーも同じような不安を抱えていることが分かり、お互いに安心することができます。
具体的な不安について、一緒に解決策を考えることも大切です。例えば、家事分担への不安なら、具体的なルールを決める。経済的な不安なら、家計管理の方法を話し合う。不安を共有し、一緒に乗り越えることで、絆はより深まります。
3. 結婚式準備の負担を軽減する
準備のストレスを減らすことも、マリッジブルー対策として重要です。完璧を求めすぎず、「できる範囲で最高の結婚式」を目指しましょう。
優先順位をつけることが大切です。絶対に譲れないこと、できればやりたいこと、なくても構わないことを整理し、メリハリをつけた準備を心がけましょう。
プロに任せられることは任せるのも一つの方法です。Healing Forest Gardenのような経験豊富な会場なら、プランナーが適切にサポートしてくれます。DIYにこだわりすぎず、時には既製品を使うことも、心の余裕を作るために必要です。
4. 自分の時間を大切にする
結婚準備に追われる中でも、自分だけの時間を確保することが大切です。趣味の時間、リラックスする時間、何も考えない時間を意識的に作りましょう。
運動は特に効果的です。ヨガ、ウォーキング、水泳など、体を動かすことで、ストレスホルモンが減少し、幸福ホルモンが分泌されます。空いた時間に散歩をするだけでも気分転換になります。
友人との時間も大切にしましょう。結婚の話題以外で盛り上がれる友人と過ごすことで、「結婚がすべて」という思考から解放されます。
5. 完璧主義を手放す
「完璧な花嫁」「完璧な結婚式」「完璧な妻」「完璧な夫」という理想像に縛られないことが大切です。SNSで見る華やかな結婚式と比較して、落ち込む必要はありません。
失敗を恐れないことも重要です。結婚式で多少のハプニングがあっても、それが思い出になることもあります。完璧でないからこそ、人間らしく、温かい結婚式になることもあるのです。
「〜すべき」という思考を、「〜したい」に変えてみましょう。「良い妻になるべき」「良い夫になるべき」ではなく、「パートナーと幸せに暮らしたい」。この視点の変化が、プレッシャーを和らげます。
6. 結婚の本質を見つめ直す
結婚式の準備に追われていると、結婚の本質を見失いがちです。なぜこの人と結婚したいと思ったのか、原点に立ち返ることが大切です。
二人の思い出を振り返る時間を作りましょう。出会った頃の写真を見る、デートした場所を訪れる、ラブレターを読み返す。初心を思い出すことで、不安が和らぐことがあります。
結婚は「ゴール」ではなく「スタート」だということを忘れないでください。完璧なスタートである必要はありません。二人で少しずつ、理想の関係を築いていけばいいのです。
パートナーができるサポート
相手の気持ちを理解し寄り添う
パートナーがマリッジブルーになったとき、最も大切なのは、その気持ちを理解し、寄り添うことです。「気にしすぎ」「考えすぎ」と否定するのではなく、「不安なんだね」「大変だったね」と共感することが重要です。
解決策をすぐに提示するのではなく、まず話を聞くことに徹しましょう。相手は答えを求めているのではなく、気持ちを受け止めてほしいだけかもしれません。
日常の中で、感謝の気持ちを伝えることも大切です。「今日もありがとう」「君がいてくれて嬉しい」という言葉が、相手の不安を和らげることがあります。
具体的な行動でサポートする
言葉だけでなく、行動でサポートすることも重要です。結婚式の準備を積極的に手伝う、家事を分担する、デートの時間を作るなど、具体的な行動で愛情を示しましょう。
サプライズも効果的です。花を贈る、手紙を書く、好きなものを買ってくる。小さなサプライズが、相手の心を温かくします。
二人だけの時間を大切にすることも忘れずに。結婚式の話題から離れて、純粋にデートを楽しむ時間を作ることで、恋人時代の気持ちを思い出すことができます。
まとめ：マリッジブルーを乗り越えた先にある幸せ
マリッジブルーは、人生の大きな転換期に起こる自然な心理状態です。それは、あなたが真剣に結婚と向き合っている証拠でもあります。不安や迷いを感じることは、決して悪いことではありません。
大切なのは、その感情と上手に付き合いながら、一歩ずつ前に進むことです。完璧を求めず、パートナーと支え合いながら、自分たちのペースで準備を進めていけばいいのです。
多くの先輩花嫁が、マリッジブルーを乗り越えて幸せな結婚生活を送っています。「あの時の不安は何だったんだろう」と笑い話にできる日が、必ず来ます。
Healing Forest Gardenは、そんなカップルの気持ちに寄り添い、サポートしています。自然の中で深呼吸をして、心を落ち着けながら、あなたらしい結婚式を作っていきましょう。
マリッジブルーは、幸せへの通過点。その先には、パートナーと共に歩む素晴らしい人生が待っています。
＿＿＿＿Healing Forest Garden 中山